仮想通貨用語集

基軸通貨ってナニ?【仮想通貨の用語集】

基軸通貨とは?ビットコイン(BTC)リップル(XRP)イーサリアム(ETH)

仮想通貨市場の基軸通貨というと、やはり仮想通貨の祖「ビットコイン(BTC)」がまず最初に思い起こされますね。

最近は、リップル(XRP)を基軸通貨とする取引所も現れてきたり、大手仮想通貨取引所も「リップル(XRP)を基軸通貨にする」ことを匂わせる投稿をして市場を賑わせています。

それに伴って、

「ビットコイン(BTC)が仮想通貨市場の基軸通貨だ!」
「これからは、リップル(XRP)が仮想通貨市場の基軸通貨になっていく!」
「ビットコイン(BTC)よりもリップル(XRP)だろ!?」

なんて話を、最近よく聞くようになりましたね。

でも私は思っていた。

「そもそも基軸通貨ってなに?」
「なんで覇権争いのように基軸通貨の座を狙って騒いでるの?」
「基軸通貨になったら、どういうメリットがあるの?」
と。

ということで、今回は基軸通貨とは・基軸通貨のこれからをご紹介します!!

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では、さっそく見ていきましょう!

この記事は、2018年9月28日時点の情報をもとに作成しています。

基軸通貨とは?

「基軸通貨」の定義から見ていきたんですけど、”仮想通貨でいう「基軸通貨」”の確かな情報はありません!

なので今回は、法定通貨でいう「基軸通貨」の定義を理解してから、仮想通貨でいう「基軸通貨」の定義を推測していくことにしましょう。

法定通貨でいう「基軸通貨」

基軸通貨を定義を知るために、『コトバンク』で紹介されている基軸通貨の意味を引用してみます。

国際通貨の中で中心、支配的な役割を占め、為替や、国際金融取引で基準として採用されている通貨のこと。時代によって基軸通貨は変化するが、経済的に主導的な立場にある国家の貨幣であることが多い。1920年代まではイギリスのポンドが基軸通貨であった。しかし、アメリカの経済的な台頭に並行して徐々に米ドルの力が強まり、第2次世界大戦後は完全に米ドルが基軸通貨となり、現在に至っている。
引用:コトバンク

『コトバンク』では、以下条件を満たす法定通貨を「基軸通貨」と呼ぶようですね。
そして、その条件を満たす法定通貨は、米ドルだと。

  • 支配的な割合を占める通貨
  • 取引基準として採用されている通貨
  • 経済的に主導的な立場にある国家の貨幣

要は「世界経済の中心になっている通貨(=米ドル)」を『基軸通貨』と呼んでいるわけです。

しかし、カンの良い方はお気づきかもしれませんが、
”支配的な割合”・”取引基準”・”経済的に主導的”という文章を見てもわかる通り、数値的に明確な条件はありません(仮に”取引高が一番多い”であれば、明確な条件なんですけどね)。

そう、実は「基軸通貨」にハッキリとした定義は存在していません!

では、数値的にどういった条件を満たせば「基軸通貨」とされるのかを考えると、以下3つを満たす通貨であれば、「基軸通貨」とされそうですね。

  1. 世界経済とは、何を指すか?
  2. 取引高が最も多い【支配的な割合を占める通貨】
  3. 決済通貨として最も使われている【取引基準として採用されている通貨】

決済通貨の意味と役割

決済通貨とは、他通貨と交換がしやすい通貨のことを指します。

そして通貨ペアでは、左側の通貨を主軸通貨といい、右側の通貨を決済通貨といい、主軸通貨(左側)を決済通貨(右側)で交換する取引を示しています。

例えば通貨ペアの意味は以下のようになりますね。

「ETH/BTC」の意味

  • イーサリアム(ETH)を売るために、ビットコイン(BTC)で決済する
  • イーサリアム(ETH)を買るために、ビットコイン(BTC)で決済する

「EOS/BTC」の意味

  • イオス(EOS)を売るために、ビットコイン(BTC)で決済する
  • イオス(EOS)を買うために、ビットコイン(BTC)で決済する

仮想通貨でいう「基軸通貨」

繰り返しになりますが、以下3つがハッキリすれば、どの通貨が「基軸通貨」とされるかわかりますね。

  1. 世界経済とは、何を指すか?【世界経済の中心となっている通貨】
  2. 取引高が最も多い【支配的な割合を占める通貨】
  3. 決済通貨として最も使われている【取引基準として採用されている通貨】

であれば、仮想通貨市場で言えば、以下3つの条件を満たす仮想通貨を基軸通貨とできそうですね。

そして、ネットやTwitterを見ていると、仮想通貨市場では「世界経済=仮想通貨取引所」といえそうです。

であれば、「仮想通貨取引所での取引高が多くて、決済通貨として最も使われている仮想通貨」を「仮想通貨でいう基軸通貨」といえますね!

なので、以下のような意味になりますね。

  • ビットコイン(BTC)を決済通貨とする通貨ペアが最も多い取引所→取引所の基軸通貨はビットコイン(BTC)
  • リップル(XRP)を決済通貨とする通貨ペアが最も多い取引所→取引所の基軸通貨はリップル(XRP)

(´-`).。oO(あぁ,,,やっと「基軸通貨って何なのよ」の疑問が解消できてスッキリした,,,)

基軸通貨であることの重要性

基軸通貨であることの重要性基軸通貨となると、市場全体での取引高が増え、基軸通貨とされた通貨の価格・時価総額が増加します。

そうなるとより基軸通貨として採用される条件にマッチした通貨となっていくため、他取引所でも基軸通貨としてさいよう採用やすくなる良い循環となりますね。

リップル(XRP)の基軸通貨が騒がれる理由

リップル(XRP)には他通貨にない強みとなる性能があります。そして、リップル(XRP)が基軸通貨となることで、ユーザーはより便利な取引をすることができます。

リップル(XRP)を基軸通貨とする取引所は以下のような特徴を持つようになり、特にアービトラージに向いている取引所となります。

  • 入出金・送金にかかる時間が短い
  • 取引の注文が通るとすぐ決済される
  • 送金手数料が安くできる(取引所毎に異なりますが、通貨の送金自体にかかる手数料は低くなるため、取引所が赤字にならない程度に送金手数料を下げることは可能)

それは、リップル(XRP)が国際送金に特化した仮想通貨として開発され、以下のような性能を持っているためです。

  • 一度に多くの取引を処理できる
  • 送金速度が速い
  • 送金手数料が安い

実際に米国大手仮想通貨取引所「DCEX」インド大手仮想通貨取引所「KOINEX」などがリップル(XRP)を基軸通貨として採用し始めていますね。

その他にもカナダ大手仮想通貨取引所CoinField Exchangeが「リップル(XRP)コミュニティの方々のサポートに感謝する。69か国でプラットフォームを提供する予定だ。ビッグニュースを楽しみにしていてくれ」と投稿して、市場を賑わせています。

市場全体で見れば、ビットコイン(BTC)を基軸通貨として採用している取引所が割合多いですね。それは、時価総額が最も多くて安定している、取引高が高く他通貨と交換するのに便利だからという理由でしょう。もとをたどれば「最初に生まれた仮想通貨だから」に行きつきます。

基軸通貨には、通貨の取引高も重要ですが、こういった通貨の性能の高さやユーザーへのメリットの高さから、今後新しい通貨が基軸通貨になってもらえると嬉しいですね。

基軸通貨って何?【仮想通貨の用語集】~まとめ~

仮想通貨での基軸通貨の意味や、基軸通貨に採用される重要性などを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

最後にこの記事の内容を整理して覚えられるよう、まとめを以下に記載しますので、ご覧ください!

その前に、今回の記事が参考になりましたら、以下「仮想通貨人気ブログランキング」のボタンをクリックしてください!

では、今回ご紹介した内容のまとめを記載させていただきます。

基軸通貨とは

  • 取引所での取引の中心として採用されている通貨
  • 最も多い決済通貨として採用されている通貨

基軸通貨となる重要性

基軸通貨となると取引高・時価総額が増加するため、通貨の価値上昇の観点でも基軸通貨として採用されることはとても重要!

リップル(XRP)が基軸通貨になるとどうなるか

リップル(XRP)が基軸通貨になると、以下点でより高い質の取引が可能になる。

  • 入出金・送金にかかる時間が短い
  • 取引の注文が通るとすぐ決済される
  • 送金手数料が安くできる(取引所毎に異なりますが、通貨の送金自体にかかる手数料は低くなるため、取引所が赤字にならない程度に送金手数料を下げることは可能です)

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