Coinbase(コインベース)は米サンフランシスコを拠点とする大手仮想通貨取引所ですね。
2018年6月に三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が提携したことから注目されていましたが、2018年10月にCoinbase(コインベース)のCOOが「2019年には日本進出できると確信している」とコメントしたことから、また少しずつ注目され始めています。
しかし、日本人は取引できないこともあり「Coinbase(コインベース)の名前は聞いたことがあるけど、どういう特徴を持った取引所なのか?」を知らない方も多いかもしれません。
なので今回はCoinbase(コインベース)が注目されている理由を交えて、Coinbase(コインベース)の特徴を紹介していきます。※5分程度で読めます。
目次
Coinbase(コインベース)と日本のつながり
Coinbase(コインベース)は、
- 三菱UFJとの提携
- 金融庁との話し合い
- 2019年に日本進出を計画している
などで、いま注目されている海外仮想通貨取引所です。
Coinbaseと三菱UFJは戦略的パートナーシップ
2018年7月に、Coinbase(コインベース)と三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG/以下三菱UFJ)との戦略的パートナーシップを結び、例えば三菱UFJの独自トークン「MUFJコイン」の共同開発などのプロジェクトを進めています。
またCoinbase(コインベース)は三菱UFJから計1050万ドル(約10億5000万円)もの出資を受け、アジア圏でのビジネス拡大を計画していますね。
実際に日経Fin Techのインタビューで両者は以下のようにコメントしているので、今後Coinbase(コインベース)が日本をはじめとしたアジア圏で展開していくことが予想されますヽ(=´▽`=)ノ
三菱東京UFJ銀行は今回の出資について、「Coinbaseはビットコインに代表されるパブリックブロックチェーン関連企業として、現時点で世界的トップクラス。本出資を通じてCoinbaseと提携をすることで、既存の銀行取引(預金・為替)のみならず、新規ビジネス機会の創出や、ブロックチェーン領域における当行の将来的な活動の選択肢拡大を狙う」とコメントした。
引用:日経Fin Tech
Coinbase共同創業者のEhrsam氏は日経FinTechの取材に対し、「我々は三菱東京UFJ銀行との提携にワクワクしており、日本およびグローバルでの協力を楽しみにしている。このパートナーシップはまだ初期段階なので、開示できる特定の計画はないが、我々はCoinbaseと三菱東京UFJ銀行の双方の利益になるエキサイティングな可能性を模索していく」とコメントした。
引用:日経Fin Tech
日本進出に向けてCoinbaseは金融庁と話し合っている
三菱UFJ以外にも、Coinbase(コインベース)は日本進出に向けて金融庁と話し合いを進めています。NIKKEI ASIA REVIEWによると、この話し合いも順調に進んでいるようですね。
2018年10月10日に、Coinbase(コインベース)COOが「金融庁の許認可が2019年にも下りると確信している」とコメントしていることから、来年にでもCoinbase(コインベース)が日本進出する可能性も高いですねヽ(=´▽`=)ノ
また、もしCoinbase(コインベース)が金融庁から認可を受けられれば、海外を拠点とする取引所が仮想通貨交換業者に登録される初めてのケースになります。
Coinbase(コインベース)の基本情報
設立 | 2012年6月 |
資本金 | 1.17億ドル |
取引 | 現物、レバレッジ(最大3倍) |
取り扱い通貨 |
|
Coinbase(コインベース)は機関投資家などの大口顧客をメインターゲットとしているため、セキュリティや規制に重点を置いて運営されています。
Coinbase(コインベース)のメリット
世界最高レベルのセキュリティ
Coinbase(コインベース)の最も優れた特徴が、「世界最高レベルのセキュリティ」でしょう。
Coinbase(コインベース)では、550名の従業員のうち「数十名」がセキュリティエンジニアとしてセキュリティ強化を行っています。
またCoinbase(コインベース)は資金の99%をクラッキング被害を受けないコールドウォレットで管理しています。ホットウォレットで管理している1%はクラッキング被害を受ける可能性があるので、その1%には保険が掛けられています。
また分散型取引所(DEX)の「Paradex」を買収、統合しています。分散型取引所(DEX)はブロックチェーン上に取り非力所があるので、運営をもつ取引所よりも非常に高いセキュリティを持つ特徴がありますね。
取引高世界14位の高い流通量
またCoinbase Proは取引量世界14位にもなるため、取引の注文が通りやすい人気な取引所です。
またCoinbase(コインベース)は利用者も非常に多く、2000万人にものぼるとされています。日本最大の取引所bitFlyer(ビットフライヤー)の利用者が100万名ほどなので、約20倍にもなりますね。
Coinbase(コインベース)のデメリット
取り扱い通貨が少ない
Coinbase(コインベース)の取り扱い通貨しかないため、取引の幅はかなり限定されます。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
例えば取引高世界1位Binance(バイナンス)の取り扱い通貨は389種、取り扱い通貨が少ないGMOコインでも7種もあります。
なので、「セキュリティ」と「取り扱い通貨の種類」を天秤にかけて考える必要がありますね。
日本国籍では、登録できても取引できない
日本国籍では、Coinbase(コインベース)に登録はできても取引ができません。
BitMEX(ビットメックス)やBinance(バイナンス)はKYC(本人確認)無しで取引できるので、日本人でも取引できるのですが、日本に進出することを視野に入れると金融庁からは警戒されるのでデメリットが多いですね。
一方でCoinbase(コインベース)は2019年に日本進出を計画しているため、取引できる日も遠くないですね。
もし日本進出が決定した場合、口座開設が殺到することが予想されるので、事前に登録だけしておくといいかと思います(^▽^)/
ちなみに口座登録後に「日本でのサービス展開が始まったら連絡を受けられる」サービスも利用できるようになるので、設定しておくのもいいかもしれませんね。
Coinbase(コインベース)の登録方法
Coinbase(コインベース)の登録に必要な情報はメールアドレスだけですが、取引をするならばパスポートが必要になります。
またCoinbase(コインベース)は世界30カ国以上でサービスを提供していますが、残念ながら日本では2018年10月時点では利用できません。
なのでここでは登録方法だけお伝えしたいと思います。
口座の登録
サイト右上にある「Sign Up」をクリック
必要情報(姓、名、メールアドレス、パスポート)を入力し、「I’m not a robot」のチェックボックスにチェックを入れる。
完了したら「CREATE ACCOUNT」をクリックする。
登録したメールアドレス宛にメールが届くので、メール内にあるリンク(URL)をクリックしてメール認証を行いましょう。
SMS認証
メール認証が終わったらSMS認証(電話番号での認証)を行いましょう。
電話番号を入力して「Send code」をクリックします
電話番号宛にメールが届くので、そこに記載された数字を入力して「Submit」をクリックします。以上でSMS認証も終わりです(^▽^)/
Coinbase(コインベース)で取引できないかやってみた!
日本人はCoinbase(コインベース)で取引できないと言われていますが、、、
本当に取引できないのか試してみました(^▽^)/
結論、、、やはり取引はできませんでした。
口座登録後に取引ページ「BUY&SELL」をクリックすると「Buys Not Supported」と表示されます。詳細には「Coinbase(コインベース)は、あなたの国(日本)でサポートしていません。」と書かれています。
もしCoinbase(コインベース)が日本進出したときに案内を受け取れるようなので、「Subscribe Now」をクリックしておきましょうヽ(=´▽‘=)ノ
Coinbase(コインベース)の登録方法・取引高・日本進出は?~まとめ~
Coinbase(コインベース)の登録方法・取引高・日本進出の状況をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に今回紹介した内容のまとめを書きますね。
Coinbase(コインベース)と日本のつながり
- Coinbase(コインベース)は三菱UFJと提携して、出資を受けたり、共同開発などのプロジェクトを推進している。
- 金融庁と話し合い、2019年にも日本進出を計画中
Coinbase(コインベース)のメリット
- 世界最高レベルのセキュリティ
- 世界14位の高い取引高と圧倒的なユーザー数
- 世界30カ国でサービスを提供している
Coinbase(コインベース)のデメリット
- 取り扱い通貨が5種しかない
- 日本国籍の人は利用できない
Coinbase(コインベース)の登録方法
- 口座の登録
- SMS認証と日本進出したときの通知設定
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