こんにちは、AirDrop博士のグンちゃんです!
仮想通貨の時価総額ランキング6位だったステラ ルーメン(XLM)が、8月15日にとうとう時価総額ランキング5位だったイオス(EOS)を抜いて、時価総額ランキング5位になりましたね!
今回は、国境を越えた個人間取引・決済を目的として誕生したステラ ルーメン(XLM)とは何か?ステラ ルーメン(XLM)に関する出来事をご紹介させていただきます。
では、さっそく見ていきましょう!
目次
ステラ ルーメン(XLM)が時価総額5位に浮上
仮想通貨の時価総額ランキング6位だったステラ ルーメン(XLM)が、8月15日にとうとう時価総額ランキング5位だったイオス(EOS)を抜いて、時価総額ランキング5位になりました!!
通貨 | ステラ ルーメン(XLM) | EOS |
---|---|---|
時価総額 | 4,453億円 | 4,398億円 |
単価 | 1XLM≒24円 | 1EOS≒485円 |
ステラ ルーメン(XLM)が上昇した原因と考えられる好材料は、最近ですと大きく以下2点がありましたね。
- 世界5位にもなる大手仮想通貨取引所コインベースが、ステラ ルーメン(XLM)を含む5つの通貨の上場検討を発表
- IBMがサポートを表明した仮想通貨Stronghold UDSにステラ ルーメン(XLM)のプラットフォームが利用される
世界5位にもなる大手仮想通貨取引所コインベースが、XLMを含めた5つの通貨の上場を検討
Coinbaseに上場したアルトコイン(上場が報じられたコインも)は値上がりすると言われているほど大人気な仮想通貨取引所なのですが、
そのCoinbaseが2018年7月13日にTwitterで「5つのアルトコインの上場を検討している」と発表し、上場検討が発表されたステラ ルーメン(XLM)を含む5つのコインは軒並み価格が高騰しました。
Today we are announcing that we’re exploring the addition of the following assets to Coinbase: Cardano (ADA), Basic Attention Token (BAT), Stellar Lumens (XLM), Zcash (ZEC) and 0x (ZRX). https://t.co/qoECyR0V1f
— Coinbase (@coinbase) 2018年7月13日
8月15日時点では、上場決定の情報や上場時期などははいものの、市場の期待値は上がり続けていますね。
IBMがサポートを表明した仮想通貨Stronghold UDSにステラ ルーメン(XLM)のプラットフォームが利用される
2018年7月17日に、米ドルとのペック通貨”Stronghold USD(ストロングホールド ユーエスドル)”にステラ ルーメン(XLM)のプラットフォームが利用され、そのStronghold USDをIT業界の世界的な企業IBMがサポートすることを発表しました。
米ドルとのペッグ通貨…米ドルとのレート(価格)が固定されている通貨を意味します。
また米ドルとのペッグ通貨の1種であるテザー(USDT)は、取引所の基軸通貨としてUSTDで他の仮想通貨を買えたりもしているため、安定的かつ利便性の高い仮想通貨となっています。
Stronghold USDと同様の機能を持つペッグ通貨ではテザー(USDT)が有名ではありますが、
テザー(USDT)は運営母体となる「Tether Limited」がテザー(USDT)発行・換金もために必要な法定通貨(米ドル)を十分に持っていない可能性があるとして不安視されている「テザー問題」を抱えていたり、価格操作に関与した疑いがあるなどして徐々に信用を無くされつつあります。
なので信用を失いつつあるテザー(USDT)に代わって、IBMのサポートで安心感のあるStronghold USD(ストロングホールド ユーエスドル)が、新たな米ドルとのペック通貨として注目されています。
そしてStronghold USDはステラ ルーメン(XLM)のプラットフォーム上で発行されるため、ステラ ルーメン(XLM)の価値も上昇しているというわけですね。
読み飛ばしOK:Stronghold USDとペッグ通貨とは
Stronghold USDは、米ドルとのペッグ通貨として「ボラティリティ」が弱く、ボラティリティが高く価格変動の激しい仮想通貨では”資産を安全に保管する”目的として用いられることもありますね。
また一般利用者でも海外旅行や海外送金などに行ったことがある方はご理解いただけるかと思いますが、日本円を外貨に換えると多額の両替手数料や長い送金時間が取られてしまいますが、
日本円で仮想通貨で海外送金すると両替手数料や送金時間を大幅に短縮することができます。
それは国内銀行の送金処理、現地の銀行での着金処理、その中間で海外送金処理を行うコルレス銀行での手数料・処理時間がかかることが原因となっており、
例えば日本の某メガバンクを利用して海外送金すると5000円以上の手数料、送金完了までの時間は1~7日間もかかってしまいます。
ですが仮想通貨であれば銀行間の処理等で手数料や時間がかからないため、手数料が500円前後で抑えられ、着金までの時間も即日(だいたい1時間前後)で終えることができます。
※手数料、送金時間は仮想通貨の種類・取引の混雑状況によって異なりますので、上記は一例とご理解下さい。
なので”ボラティリティが低く安定した仮想通貨”であること、手数料・時間を大幅に削減して海外送金できることの掛け合わせで、とても魅力的な仮想通貨となっています。
※手数料・時間を大幅に削減して海外送金を行えることは仮想通貨全般に言える事ですが、一般的に仮想通貨はボラティリティが高いため海外送金後に価格が下がってしまうなどの不安要素があります。
ステラ ルーメン(XLM)はどんな仮想通貨?
ステラ ルーメン(XLM)は、国際的な個人間取引(送金)・決済のために作られたアルトコインで、単位は「XLM」です。
また2017年時点では仮想通貨の時価総額ランキングは10位前後だったため、相対的に急成長している仮想通貨でもあります。
ステラ ルーメン(XLM)は以下取引所でも購入可能
ステラ ルーメン(XLM)の特徴
ステラ ルーメン(XLM)は、XRPをベースに作られたシステムなため、基本的な仕組みはリップル(XRP)と同じとなっているため、
ステラ ルーメン(XLM)もリップル(XRP)の特徴でもある高速な送金速度・低コストの手数料・一度に多くのトランザクション処理可能という特徴を兼ね備えています。
※単価が安く、発行枚数が多いため買いやすく流通量も多いこともステラ ルーメン(XLM)・リップル(XRP)の特徴ですね。
一方でリップル(XRP)と異なる点として以下のような点があり、特に「Ripple社の中央集権」となっているリップル(XRP)とは違い、ステラ ルーメン(XLM)は仮想通貨の原思想でもある非中央集権のため、中央集権者による改ざんやハッキングの不安がない点でも評価されています。
ステラ ルーメン(XLM) | リップル(XRP) | |
ターゲット | 個人 | 法人 |
発行上限 | 発行上限無し・1年ごとに1%増加 | 1,000億XRP |
ガバナンス | 非中央集権(分散型) | Rippleの中央集権 |
ここまでご覧いただくと「ステラ ルーメン(XLM)めっちゃいいじゃん!!」となるかもしれませんが、もちろん不安視されている点もあります。
例えばステラ ルーメン(XLM)が発行された初期は無料で数十万単位のXLMが貰えたので、一気に売却してレートが下がることがあるかもしれない、発行上限がないインフレ通貨のために供給過多になり価値が暴落する可能性があるなどがあります。
※他仮想通貨は発行上限がありますが、発行上限に達するのは数十年後・数百年後のため、この数十年は発行上限の有無は価格に関係してこないとも思います。なので発行上限を心配するのは取り越し苦労かもしれませんね。
ステラ ルーメン(XLM)~まとめ~
最近急成長しているステラ ルーメン(XLM)をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ステラ ルーメン(XLM)とEOSの時価総額は50億円ほどと仮想通貨市場でいえば僅差のため、今後も時価総額ランキング5位、6位と入れ替わりが激しくなりそうですね。
またステラ ルーメン(XLM)の今後に関して、Stronghold USD(ストロングホールド ユーエスドル)のプロジェクトは継続中かつCoinbaseへの上場可能性もあるため、価格上昇も期待できるので、ぜひ注目していきたいアルトコインですね。
以上、AirDrop博士のグンちゃんでした!!
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