BTCBOX(BTCボックス)金融庁が定める仮想通貨交換業者に登録している日本の仮想通貨取引所ですね。
BTCBOX(BTCボックス)は、
- 今まで一度もサーバーが落ちたことがない
- 他取引所よりもセキュリティ対策に徹底している
- ビットコイン(BTC)の取引手数料が0.05%と安い
などの特徴を持っていまいます。
「安心とビットコイン(BTC)の取引手数料の安さを重視して取引したい」という方に、特にオススメです。
一方でBTCBOX(BTCボックス)を検討するには、
- ビットコイン(BTC)以外の取り扱い通貨と手数料は?
- レバレッジ取引ができる取り扱い通貨とレバレッジは?
- BTCBOX(BTCボックス)のデメリットは?
なども知っておくべきですね。
ということで、今回はBTCBOX(BTCボックス)の特徴・手数料・取り扱い通貨・登録方法をご紹介します!
では、さっそく見ていきましょう!
目次
BTCBOX(BTCボックス)の会社概要
BTCBOX(BTCボックス/ビーティ―シーボックス)は、BTCボックス株式会社が運営する取引所に特化した仮想通貨取引所です。現在は販売所機能を持っていません。
また金融庁から認可を受けた16ある仮想通貨交換業者のうちの1つでもあるため、一定の信頼がある仮想通貨取引所ですね。
BTCBOX(BTCボックス)の会社概要
- 会社名:BTCボックス株式会社
- 設立:2014年3月6日
- 代表取締役社長:David Zhang(張店)
- 所在地:東京都中央区日本橋茅場町二丁目8番1号 BRICK GATE 茅場町 5階
- 仮想通貨交換業者:関東財務局長 第00008号
取り扱い通貨と手数料【現物とBitcoin融資】
取り扱い通貨と手数料【現物取引】
BTCBOX(BTCボックス)の取り扱い通貨は4種類(4ペア)を取り扱っています。
ペア | レバレッジ | 取引手数料 | スワップ手数料 | |
ビットコイン(BTC) | JPY | 最大3倍 | 0.05% | 0.1% |
イーサリアム(ETH) | JPY | ー | 0.10% | ー |
ビットコインキャッシュ(BCH) | JPY | ー | 0.10% | ー |
ライトコイン(LTC) | JPY | ー | 0.10% | ー |
Zaifは7種類、GMOコインは5種類の仮想通貨を取り扱っているため、比較的取り扱い種類は少ないですね。
一方でビットコイン(BTC)の取引手数料が0.05%と安く設定されています。日本の他取引所よりも安く設定されています。
bitFlyer(ビットフライヤー)では、1ヵ月当たり2000万円以上の取引をすれば取引手数料が0.05%になります。
Zaif(ザイフ)のマイナス手数料が無くなったので、月に2000万円以下の取引をするなら、BTCBOX(BTCボックス)での取引がオススメですね。
取り扱い通貨・手数料【Bitcoin融資(レバレッジ取引)】
Bitcoin融資とは、自分の純資産(ビットコイン+日本円)の3倍までのビットコイン(BTC)を借りて、取引することができるサービスです。
例えば10万円の純資産がある場合、最大で30万円のビットコイン(BTC)をBTCBOX(BTCボックス)から借り入れることができます。
要はレバレッジ取引に近いサービスですね。
手数料には取引手数料と貸出手数料があり、取引手数料は現物取引と同じ0.05%です。貸出手数料は1日ごと(毎日24時時点)に毎日行われ、1日あたりの約定数量(取引が成立した数量)の0.1%ビットコイン(BTC)となります。
ロスカットの仕組みは、「総資産(融資を含む)÷貸出資産×100」が110%以下となったときに、すべてのポジションを強制決済されます。
(①+②×100)/②≦110
- 純資産:ユーザーが保有する【ビットコイン(BTC)+日本円】
- 貸出資産:BTCBOX(BTCボックス)からの借り入れ
入出金手数料
セキュリティ対策
ユーザー側が設定する不正ログイン防止、クラッキングによる秘密鍵漏洩対策という2つの面でセキュリティ対策を徹底しています。
口座開設をするとわかりますが、セキュリティ強化のためか他取引所と比べて、認証を求められる回数が倍以上多いです。笑
そのため「取引所がクラッキング被害を受けて自分の資産が無くなるが怖い。セキュリティがしっかりしていて、安心できる取引所を利用したい」という方はオススメです。
ユーザーが設定するセキュリティ対策
- Google二段階認証
- SMS認証
業者が設定するセキュリティ対策
- 顧客の分別資産管理
- SSLサーバー認証
- 顧客資産をコールドウォレット(クラッキングを受けないオフラインでの管理方法)で分離管理
- マルチシグ(複数人署名)で秘密鍵を分散管理
BTCBOX(BTCボックス)の特徴
BTCBOX(BTCボックス)の1番の特徴は、
- ビットコイン(BTC)の取引手数料の安さ(0.05%)
- セキュリティ強化に徹底している
- 1度もサーバーが落ちたことがない「サーバーの強さ」
の3つだと思います。
またアービトラージもできるため、口座を持っておくのはいいいかと思います。
あんまり気づいてる人いないかもだから書くけど
差がある時に青の取引所で買ってと赤の取引所で売ると誰でも儲かる
それが一目でわかるように着色してる! pic.twitter.com/CS1Jc3SvbY— なちゃっと (@nachat_dayo) 2017年11月3日
BTCBOX(BTCボックス)のデメリット
取り扱い通貨が少ない
BTCBOX(BTCボックス)は、現物取引では4種類(4ペア)、Bitcoin融資では1種類の仮想通貨しか取り扱っていません。
Zaifは7種類、GMOコインは5種類の仮想通貨を取り扱っているため、BTCBOX(BTCボックス)の取り扱い通貨の種類は比較的は少ないと言えますね。
リップル(XRP)などの通貨を含めた幅広い仮想通貨を取引したい方は、GMOコインがオススメです。
チャートの使いやすさ、取り扱い通貨の種類の豊富さ、手数料の観点で、初心者の方には「GMOコイン」がオススメです。
GMOコインの概要・特徴・登録方法【図解でわかりやすくご紹介】
仮想通貨の取引高が少ない
国内取引所での月間出来高(JPY-BTC)を見てみると、BTCBOX(BTCボックス)の日本国内の出来高(2018年7月時点)は、全体の1.20%しかありません。
出来高(取引高)が少ないということは、取引が成立しにくい環境を意味しています。
【なぜ取引高が少ないと取引が成立しにくい?】
取引高は、仮想通貨量の流通量にも比例するため、取引高が少ないと仮想通貨の流通量も少なくなります。
そのため、「自分が買いたい仮想通貨の量・価格」があった場合でも、それに合致した「相手が売りたい仮想通貨の価格・量」が見つかりにくいため、取引が成立しにくくなっています。
BTCBOX(BTCボックス)の口座開設方法
事前準備
-
- メールアドレス
- 住所
- 電話番号
- 銀行口座
- 本人確認書類1つ(有効期限/表面・裏面/顔写真アリ)
- パスポート(所持人記入欄ページが必要)
- 運転免許証または運転履歴証明書
- 在留カードまたは外国人登録証明書
- 印鑑登録証(交付後3か月以内)
- 健康保険証
- 住民基本台帳カードまたは住民票(住民票は交付後3か以内)
- マイナンバーカード(マイナンバー部分は読み取れないよう黒く塗りつぶす)
注意点:「本人確認書類」としてアップロードする画像は、PDF不可
備考:僕が本人確認書類を提出した際は、運転免許証の表面・裏面の2つの画像データをアップロードしました。
1.新規会員登録の入力
- 以下「BTCBOX(BTCボックス)の登録はコチラ」をクリック
- 右上の「新規登録」をクリック
- 必要情報を入力、「利用規約」を読んでから「同意する」をクリック、「上記の規約を同意して、次へ」をクリック
- 確認メール送付の案内ページが表示されえるので、入力したメールを開く
- 確認メール内にあるリンク(URL)をクリック
- SMS認証:電話番号(先頭0から)を入力。SMSに記載されたコード(数字4桁)を確認し、入力
2.基本情報の登録
- 必要情報を入力
- 利用規約・同意書のリンクを開き「同意します」を選択
- 入力した情報に誤りがなければ、「次へ」をクリック
注意点:「基本情報の登録」に入力する内容は、登録する金融機関の名義、本人確認書類と同じ情報が必要になりますので、間違いのないよう注意してください。
3.本人確認書類のアップロード
- 事前に準備した本人確認書類をアップロードし、「次へ」をクリック
- 本人確認書類1つ(有効期限/表面・裏面/顔写真・住所が記載された書類)
- パスポート(所持人記入欄ページが必要)
- 運転免許証または運転履歴証明書
- 在留カードまたは外国人登録証明書
- 印鑑登録証(交付後3か月以内)
- 健康保険証
- 住民基本台帳カードまたは住民票(住民票は交付後3か以内)
- マイナンバーカード(マイナンバー部分は読み取れないよう黒く塗りつぶす)
- 本人確認書類1つ(有効期限/表面・裏面/顔写真・住所が記載された書類)
注意点①:アップロードする画像はPDF不可
注意点②:本人確認書類で提出する情報(名前・住所等)は、すでに登録した個人情報と同じでなければならない
4.確認書類の受け取り
後日、個人情報で入力した住所(本人確認書類の住所)宛に、確認ハガキが送られてきます。
- 確認ハガキに記載された承認コード(ワンタイムパスワード)を入力
- 取引パスワードを設定(セキュリティ強化のために、ログインパスワードと異なるものにしてください)
以上で、BTCBOX(BTCボックス)の口座開設は完了しました!
二段階認証・メール通知の設定
確認ハガキが送付される前に「2段階認証・メール通知」を設定します。
仮想通貨を始めたばかりの方が少し苦戦する部分ですが、2段階認証を設定することで、よりセキュリティを高めることができますので、必ず設定しましょう。
すぐに取引で利用しない仮想通貨がある場合、より高いセキュリティで仮想通貨を守れるウォレットを作成しましょう。
セキュリティ【中】
セキュリティ【高】
BTCBOX(BTCボックス)の概要・特徴・登録方法~まとめ~
以上BTCBOX(BTCボックス)の概要・特徴・口座開設の方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に、今回ご紹介した内容のまとめを記載させていただきます。
概要
- 取引所に特化した仮想通貨交換業者
- 高いセキュリティシステム
- 1度もサーバーが落ちたことがない
- 取り扱い通貨、通貨ペアは4種類
- ビットコイン(BTC)のみレバレッジ取引3倍
特徴【メリット】
- 取引手数料が0.05%で、他取引所よりも安い
- サーバー、セキュリティが強い
- アービトラージに利用できる
特徴【デメリット】
- 取り扱い通貨が少なく、取引の選択肢が少ない
- 取引高が少なく、取引が成立しにくい
登録方法
- 新規登録の入力
- 基本情報の登録
- 本人確認書類のアップロード
- 確認書類の受け取り
- 2段階認証・メール通知の設定
以上、AirDrop博士のグンちゃんでした!
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