Liquid(リキッド)は、QUOINEX株式会社が運営する仮想通貨取引所で、金融庁が認可を受けた16ある仮想通貨交換業者のうちの1つです。
※QUOINEX(コインエクスチェンジ)は、2018年より取引所名がLiquid(リキッド)に変更となりました。
幅広い通貨ペアで取引したい・Liquid(リキッド)の独自トークンキャッシュ(QASH)が欲しいという方に特にオススメです。
ということで、今回はLuquid(リキッド/旧QUOINEX(コインエクスチェンジ)の概要・特徴・口座登録方法をご紹介します!※以下取引所名をLiquid(リキッド)で統一
Liquid(リキッド)は、現在(2018年9月時点)でデメリットも目立つ取引所のため、サブで利用する取引所として登録した方が良いかもしれません。
- キャッシュ(QASH)の購入
また、メインで利用する取引所は、仮想通貨FXに便利なGMOコインがオススメです。※詳細は下記リンクに記載
では、さっそく見ていきましょう!
Liquid(リキッド)の概要
会社概要
Liquid(リキッド)は、元々シンガポールを本拠地とする取引所でしたが、現在は東京へ本拠地を移しています。
またQUOINEX(コインエクスチェンジ)とcoinexchangeは異なる取引所なので、注意して下さい。
- 会社名:QUOINEX株式会社
- 設立:2014年
- 代表取締役社長:Miki Kayamori
- 所在地:東京都中央区京橋二丁目2番1号
- 資本金:20億円(準備金含む)
- 仮想通貨交換業者:関東財務局長 第00002号
事業内容【Liquid(リキッド)・Qryptos(クリプトス)の運営】
Liquid(リキッド)を運営するQUOIN社は、法定通貨も対応している取引所「Liquid(リキッド)」以外にも、仮想通貨交換専用の取引所「Qryptos(クリプトス)」も運営しています。
現在、日本在住者は「Qryptos(クリプトス)」用のアカウントを取得することはできません。※取引所Liquid(リキッド)の口座開設は可能
ですが、QUOIN社のCEOは、将来的に3つの事業を統合していく意向を示しているため、
そうなればユーザー数増加、提供サービスの幅が人がることも期待できるため、Liquid(リキッド)自体もより勢いのある取引所となり、日本在住者も他サービスを利用できるようになるかもしれませんね。
またLiquid(リキッド)は15の海外取引所と接続されているため、海外取引所を利用するためのブリッジ取引所に最適でしょう。
取り扱い通貨・手数料
Liquid(リキッド)では、以下8種類の仮想通貨を取り扱っています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ネム(NEM)
- ライトコイン(LTC)
- キャッシュ(QASH)
また24時間入金でき、即時入金が反映される「クイック入金サービス」では、業界最多となる約380もの金融機関が対応しています。
セキュリティ対策
ユーザー側が設定するセキュリティでの不正ログイン防止、業者が行うセキュリティでのクラッキング・秘密鍵漏洩防止という2つの面でセキュリティ対策を徹底しています。
またLiquid(リキッド)は、日本で唯一ユーザーの全ての仮想通貨をコールドウォレットで管理しているため、クラキングを受けたとしても、ユーザーの仮想通貨が失われるリスクが低くなっています。
ユーザーが設定するセキュリティ対策
- 二段階認証
業者が設定するセキュリティ対策
- Googleが提供するスパムボット防止認証システム「Invisible reCAPTCHA」の導入
- 顧客資産をコールドウォレット(クラッキングを受けないオフラインでの管理方法)で管理
- マルチシグ(複数人署名)で秘密鍵を分散管理
読み飛ばしOK
マルチシグは、日本語にすると「複数人署名」(マルチ=複数、シグネクチャ=署名)と訳され、「秘密鍵の文字列」を複数に分割して管理する方法を意味します。
秘密鍵を分散して管理することで、仮に秘密鍵の一部が漏洩しても仮想通貨を失うことがないため、非常に強いセキュリティで仮想通貨を管理することができます。
マルチシグを行わない場合、秘密鍵はひとつの端末で管理されることになります。そのため、仮に端末がクラッキング、ウイルスにかかって端末のパスワードが漏れてしまうと、秘密鍵も漏れてしまい、仮想通貨を失うことになります。
マルチシグを行った場合、秘密鍵は複数の端末に分散して管理されます。そのため、仮に秘密鍵の一部を管理する端末がクラッキング、ウイルスにかかって端末のパスワードが漏れてしまっても、秘密鍵全文を盗まれることなく、仮想通貨を失うことはありません。
マルチシグで管理した秘密鍵を盗む場合、クラッカーは複数の端末を同時に攻撃する必要があります。
Liquid(リキッド)の特徴【メリット】
【通貨ペア52種類】幅広い板取引ができる
合計52種類(現物取引34種類・仮想通貨FX18種類)もの通貨ペアを取り扱っているため、幅広い板取引が可能となっています。
これはアービトラージなどのFXをする際に、一番効率的に収益を出せるペア選べる(収益を出すための選択肢が多い)ということです。
BTC/JPYの取引手数料無料&スプレッドもタイトで割安
日本円とビットコイン(BTC・JPY)の通貨ペアにかかる取引手数料が無料となっています。
日本円ではなくビットコイン(BTC)での取引をすることで、激しい価格変化で差額が大きくなるため、より高い収益を出すこともできます。
また、ほとんどの取引所では、手数料無料と表記されている場合、スプレットが企業の利益となります。
取引所によっては、スプレットが広いため実質割高な価格で仮想通貨を購入することになります。
ですが、Liquid(リキッド)のスプレットはタイトになっているため、比較的割安に仮想通貨を購入することができます。
レバレッジ最大25倍まで設定可能
Liquid(リキッド)では、5種類(2倍・4倍・5倍・10倍・25倍)のレバレッジを設定して仮想通貨FX(レバレッジ取引)をすることが出来ます。
ご存じの通り、仮想通貨は、非常にボラティリティが高い(価格が変化しやすい)市場です。
そのため仮想通貨FX(レバレッジ取引)は、ハイリスクハイリターンになりがちなので、初心者の方は、まずレバレッジ2倍からスタートし、慣れてきたら高い倍率へ設定していくようにしましょう。
【15以上の海外取引所と接続】年間取引高120億円以上の高い流動性
QUOINEX(コインエクスチェンジ)は、15以上の海外取引所と接続しており、年間120億円以上の取引高があるほど、仮想通貨の流動性が非常に活発です。
流動性があるということは、板取引が成立しやすい取引所であるといえるので、取引が成立しにくい「多額の板取引」でも比較的成立しやすくなっています。
Liquid(リキッド)の特徴【デメリット】
入出金完了までにかかる期間が長い
Liquid(リキッド)では、仮想通貨・法定通貨の入出金完了までにかかる期間が長いと言われています。※セキュリティ対策のためにこれほどの期間を要するのかもしれません。
利用者の声としても、ビットコイン(BTC)の出金に2営業日も要するようです。
#quoinex
btcの出金に2営業日って遅いよな..w
金融庁からの指導が入ってから慎重の運用になっとるのかも
せめて1営業日にしてほしい pic.twitter.com/phhTOpD820— daigoron (@daigoron2011) 2018年8月6日
また入出金はLiquid(リキッド)の営業日(月~金)に行われるため、土日祝日は対応していません。
プラットフォーム・アプリのデザイン(UI)が使いにくい
Liquid(リキッド)は、スマホ向け仮想通貨アプリも提供していますが、他取引所が提供しているアプリに比べてデザイン(UI)が複雑で、利便性が低いと思います。
QUOINEX、アプリもテクニカル指標しっかりでるし、ログインはreCAPTCHAちゃんと付けてたり、取引画面カスタマイズ出来てJPY使える取引所の中では最高だと思うんだけど、
いかんせんUI癖あるのと入出金遅めなんだよな。— いい話 (@goodstoriez) 2018年1月18日
以上のデメリットは、今後改善される内容かと思いますので、口座開設は済ませておいてよいかもしれません。