こんにちは、AirDrop博士のグンちゃんです!
ICOやAirDropでトークンを受け取ったことがある方は、一度は「ERC20」という単語を聞いたことがあるのではないでしょうか?
ですが、「ERC20は聞いたことあるけど、どういう意味か知らない,,,」という方も多くいらっしゃいます…
なので今回は、
- ERC20とは何か?
- ERC20のトークンを受取れるウォレットは何?
等をご紹介させていただきます。
ICOやAirDropに参加する方には絶対に必要な情報となりますので、ぜひご覧ください(^^)ノ
では、さっそく見ていきましょう!
目次
ERC20とは?
ERC20とは、イーサリアム(ETH)のプラットフォームで発行されたトークンの規格(共通の仕様)の1つで「Ethereum Request for Comments」の略称です。
開発者がイーサリアム(ETH)のプラットフォーム上でトークンを発行する際の共通のルールと言い換えることもできます。
例えば仮想通貨取引所の独自トークンBNB(BNB)、時価総額5位のEOS(EOS)、時価総額19位のVeChain(VEN)などもERC20のトークンです。
読み飛ばしOK
Ethereum Request for Commentsとは、日本語で「イーサリアムの公開された技術仕様」を意味しています。
また「Request for Comments」とは、日本語に直訳すると「コメント募集」となりますが、
それはERCが開発された経緯が由来となっており、まず「イーサリアム(ETH)の規格」のひな型になる技術仕様を公開し、それについての「コメント(意見)を募集」することで、よりよいものを開発する流れで開発された規格がERCだからです。
※20という数字は、GitHubの発行番号ですが、詳細の説明は割愛します。
要は開発者がトークンを発行する際に従う技術仕様ですね。(従う技術仕様の詳細は割愛)
なぜ規格が必要なのか?ERC20のメリット
ERC20を設けることで、ひとつのウォレットで複数のトークンを受け取れるようになります。
またトークン購入者、トークン開発者に以下のようなメリットを与えることにもなりました。
-
- ERC20があるメリット~トークン開発者~
- 決まった仕様でトークンを開発すればよくなり、いちいちトークンの技術仕様を考える必要が無くなった。
- トークンに対応するウォレットを新しく開発する必要が無くなった。
- ERC20があるメリット~トークン開発者~
- ERC20があるメリット~トークン購入者~
- 新しいトークンに対応するウォレットをいちいち探す必要が無くなった。
- ひとつのウォレットで管理できるため、複数のウォレットを管理する必要が無くなった。
仮に5種類のトークンが発行された際に、ERC20(規格)が「ある場合」と「ない場合」を図解にすると以下のようになります。
ERC20(規格)がある場合
以下図のように1つのウォレットでトークンが受け取れます。そのためウォレットの管理も容易になり、セキュリティの甘いウォレットを使って資産を失うようなリスクもなくなります。
ERC20(規格)がない場合
以下図のように各トークンに対応した5種類のウォレットが必要になります。そのためウォレットの管理も大変になり、セキュリティの甘いウォレットを使って資産を失うようなリスクも出てきます。
トークンの規格がERC20か調べる
トークンを受け取る際に、トークン配布元から配布するトークンの規格(ERC20など)を連絡されるかと思いますが、トークンの規格が連絡されない場合もあります。
そのような場合はトークン配布者(もしくは運営)に聞く、もしくは自分で規格を調べる必要があります。
ココでは受取るトークンがERC20か調べる方法をご紹介しますが、「Etherscan」で検索することで、検索したトークンがERC20かを調べることができます。
- EtherscanのHPから「検索したいトークン」を入力
- 検索候補の中から「検索したいトークン」をクリック
- 「検索したいトークン」のページが正しく表示された場合、「検索したいトークン」はERC20のトークンです。
- 「検索したいトークン」のページが表示されなかった場合、「検索したいトークン」はERC20ではありません。
- 再確認:トークンのcontractの文字列先頭が「0x」な場合、そのトークンの規格はERC20です。
ERC20のトークンを検索する際の注意点
ERC20のトークンを検索した際、似たようなトークンがあるため注意が必要です。
ERC20の規格を満たしていれば、誰でも新しいトークンを発行できるため、似たような名前のトークンが複数存在することもあります(発行者が意図して似た名前にしたかはわかりませんが)。
似たようなトークンと区別する際は、「Official Site」にあるURLから、正しいHPか確認する必要があります。
またマイナーなトークンは、「Holders(トークンを保有しているアドレスの数)」や「Transfers(取引の回数)」が著しく少ない傾向にあるため、こちらも三幸にしてよいかもしれません。
ERC20のトークンに対応しているウォレット
まず前提として、
イーサリアム(ETH)以外の規格(ERC20)以外にも、「ビットコイン(BTC)の規格」や「リップル(XRP)の規格」も存在するため、すべてのトークンがERC20に従っているわけではないため、
すべてのトークンを受け取ることができるウォレットは、現在(2018年8月18日時点)は存在しません。
一方で既述でもある通り、発行されるトークンの大部分はERC20で開発されているため、これから紹介するウォレットでトークンを受け取れる割合は多いかと思います。
仮想通貨の「ウォレット」とは
仮想通貨のウォレットとは、仮想通貨を管理する財布としての機能と仮想通貨の入出金や両替等を行う銀行としての機能を持ったツールです。
仮想通貨初心者の方は、以下2種類の仮想通貨管理ツールを持っていれば問題ないかと思います。
- MyEtherWallet(マイイーサウォレット)…ICOへの参加に利用
- Ginco…仮想通貨の管理、送金、受取に利用
またウォレット毎に、機能や利用画面(UI)などは違っているので、利用しやすいウォレットをご利用下さい。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)は、イーサリアム(ETH)とERC20のトークンをデスクトップ上で管理できるウォレットとして、最も利用されているウォレットです。
日本語表記へ変更できるため、比較的日本人でも使いやすい利用画面となっています。※基本は英語表記のため、一部日本語対応していない箇所もあります。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)の説明や登録方法の詳細は以下記事でご紹介しておりますので、併せてご覧ください。
Ginco(ギンコ)
Gincoは、iOS対応の仮想通貨アプリのため、仮想通貨の確認・管理・取引を簡単に行うことができます。
特徴としては、シンプルで感覚的に操作できるの利用画面(=UI…User Interface)となっているので、説明書もいらないレベルで簡単に操作することができます。
また日本発祥のサービスということもあり、利用画面はもちろん、仮想通貨の送金や受取などのすべての機能が日本語対応しているので、
外国語でわかりにくい…というストレスを一切感じることなく利用することができる世界一日本人に優しいウォレットです。
Gincoの内容や登録方法の詳細は、以下記事でご紹介しておりますので、併せてご覧ください。
ERC20とは何?/ERC20のトークンに対応したウォレット~まとめ~
以上、ERC20のご説明、ERC20に対応したウォレット等をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ICOやAirDropでトークンを受け取る方には、必ず必要な情報となります。
もし上記記事でも解消できないご不明点等ございましたら、LINE@へご連絡頂ければと存じます。
以上、AirDrop博士のグンちゃんでした!
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